1951-11-19 第12回国会 参議院 内閣委員会 第14号
先ず総理大臣官房と、それから賞勳部、それからあと二、三の委員会の事務局のようなものがございますが、このうち官房の各課につきましては、一般の会計人事の事務の簡素化、それから能率の増進等によりまして一般の整理率を適用しております。特に総理大臣官房の特殊性に重きを置きまして多少緩和してございます。
先ず総理大臣官房と、それから賞勳部、それからあと二、三の委員会の事務局のようなものがございますが、このうち官房の各課につきましては、一般の会計人事の事務の簡素化、それから能率の増進等によりまして一般の整理率を適用しております。特に総理大臣官房の特殊性に重きを置きまして多少緩和してございます。
その一端を例示すれば総理府の大臣官房においては賞勳部、総理府の統計局においては人口部、経済部、製表部が属するものであります。その他はこれを略します。かような趣意の修正を加えまして、全会一致を以てこれを修正して可決すべきものと決定いたしたのであります。 尚、本案の審議に当りましては、いろいろな適切な意見が出ておりまするので、これを数個御紹介申上げます。
総理府の職員及び内部機構につきましては特に申上げますことを省きまするが、大臣官房において賞勳部を置く、それから賞勳部を置くという点につきましては、恩賞事項が最も大切であるということから、賞勳部であるということは遺憾であるという意見が非常に強く出ておつたものであります。
すなわち、從夾総理廳の外局でありました新聞出版用紙割当事務廳と賞勳局とをそれぞれ簡略化して、内部部局の新聞出版用紙割当局及び官房賞勳部とし、四部制であつた統計局を三部制として、一官房、三局四部となしたのであります。また外局については、これを網羅的に列挙してそれぞれの根拠法を揚げ、内閣総理大臣の所轄に属する國の中央行政機関を一目瞭然たらしめました。
当該日本人の受領許可申請等の処理はこれは賞勳部が行うべきでありますが、それ以前の手続きにつきましては、外務省がこれを行う、かような趣旨に御了解願います。